イスラム世界協力機構発足
本日、イスラム世界協力機構の発足等を取り纏めたイスタンブール宣言がテュルキイェのイスタンブールにおいて採択された。
イスラム世界協力機構(OIWC)は、史上初となるイスラム世界の国家が宗派を問わず加入する、巨大組織である。
我が国の他に、テュルキイェ、インドネシア、サウジ、イラン、USCA、東洋など有力なイスラム諸国が席を並べた。
また、東洋はオブザーバーとして出席、加盟することとなった。
この組織は宗教的な連帯の他にも、大量の石油を産出する国々を取り纏める唯一の組織であるため、国際的な影響力は決して小さくはないだろう。
また、宗派の違いによる紛争が絶えないイスラム圏の問題解決に繋がるのではないかという期待も寄せられている
インドネシアのドゴロニデ首相による積極的な働きかけもあり、各国の首脳陣と長期に渡る各国関係者での水面下の調整、会議によって本日の歴史的ともいえる決議と発足に繋がった形だ。
ヘブラーフ首相は「かつて私は第二のアフリカ連合を構想したことがあるが、この組織はそれよりもより素晴らしいものである。残念なことではあるが、我が国を始め多くの国々で宗派の違いによる争いが続いているが、イスラムの同胞がそれらを乗り越え共に手を取り合う未来に少しでも近づくことを願い、尽力したい。また、この組織と共にアラブの盟主としても中東地域の平和に向けて協力を惜しまない。」と語った。
首相は決議後の首脳陣による礼拝に参加し、イスラム教徒である各国首脳と雑談を交えた。
また、「この国には多くのイスラムの遺跡や文化があり、私個人としては一度ゆっくりと観光をしてみたいものである。」と語った。
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