スエズ運河座礁船、離礁へ
エジプト=スーダンのスエズ運河庁は22日午後、座礁し運河を塞いでいた大型コンテナ船の離礁に成功した。
15日から遮断されていた海上輸送の大動脈、スエズ運河が復旧したが完全復帰まではもうしばらく時間を要しそうだ。
スエズ運河会社は「アビア長官が浮上成功の知らせを受け、運河の通航再開を宣言した。当初の見込みでは各国への支援も検討していたが、我々の尽力によって短期間で再開できた」との声明を出した。
またヘブラーフ首相は「スエズ運河が通航不能になった打撃は計り知れないが、影響は最小限に収めることができた。人道支援の申し出もあったが幸いなことに自らの力で問題を解決できた」と成果を強調した。
同庁は技術的問題やヒューマンエラーの可能性があるとされたが、当初は砂嵐による視界不良が原因としていた。
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